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西提寺 本尊公開

西提寺 本尊公開 2018年10月12日放送

 

向東町の西提寺で10月10日、国の重要文化財に指定されている本尊の木造観音菩薩立像が公開されました。

 

西提寺は、平安時代に創建されたと伝わる曹洞宗の寺で、毎年10月10日に本尊を公開しています。

 

本尊は2体の観音像で、その内951年の作と伝わる1体は、天災に見舞われた村の田んぼに稲を植えて村人を助けたという言い伝えから「田植え観音」と呼ばれ親しまれてきました。

 

ある時、観音像が盗難に遭ったため新たな本尊が作られましたが、その後、盗まれた像が戻ってきたことから、2体の観音像が本尊として安置されるようになりました。

 

1872年には寺が全焼する火災が起きましたが、観音像は無事に守られ、1977年に平安初期の貴重な資料として国の重要文化財に指定されました。

 

観音像は、表面に貼られた金箔が残るほど保存状態が良く、今井 昌宏住職は「貴重な観音像なので、年に1回の公開を通して多くの人に知ってもらい、ぜひお参りに来ていただければ幸いです」と話していました。